30歳の誕生日をベッドで迎えた男の話

29歳の冬。

その日も俺は スノーボード に出かけていた。

腰に 違和感 を感じながらも、「まあ大丈夫だろう」と自分に言い聞かせてた。

仕事柄、腰痛の知識はあった。でも、

「俺はまだ若いし、ちゃんと動ける」

そう思い込んでた。

最高のパウダーラン

雪煙が舞い上がり、キュッと締まったバーンを切り裂く音が心地よい。 風を切る爽快感、アドレナリン。

「やっぱ、滑るの最高!」

……なんて思ってたのもつかの間。

滑り終えたあと、ふと腰を伸ばした瞬間。

「ズキンッ!」

ヤバい。

そう思ったけど、その日はなんとか滑り切った。

「まあ、ちょっと痛いけど大丈夫だろ」

そうやって、自分に言い聞かせながら帰宅。

そして翌朝。

起き上がれない

目が覚めて、起き上がろうとしたら……

「……あれ?」

腰が動かない。

まるで下半身が別の体になったみたいに、指一本動かせない。

「……うそだろ?」

焦る俺。

必死に体を起こそうとするけど、腰が言うことを聞かない。 ベッドの上で うめき声 を上げながら、何とか携帯に手を伸ばし、職場の同僚に連絡。

「すまん……腰が……動けない……」

そのまま MRI検査 へ。

「椎間板ヘルニアだな。しばらく動くのは無理だ。」

医者の冷静な一言。

……終わった。

ベッドの上で迎えた30歳

そこから 1ヵ月間 、俺は実家のベッドの上で過ごすことになった。

30歳の誕生日も、ただ横になるだけ。

「何やってんだ、俺……」

その間、ひたすら 考えた。

「普段、患者には『無理するな』とか『ストレッチしろ』とか言ってるのに… 俺はどうだった?」

朝から晩まで働き、 週末は酒を浴びるほど飲み、二日酔いの体を引きずって遊び回る。

疲れを取らずに 「俺は大丈夫」 という過信。

結果、 このザマ。

このとき、俺は 決意した。

「絶対に腰痛を卒業してやる。」

本気の生活習慣改善

最初は 屈辱 だった。

今まで当たり前にできてた動作が、何もできない。 歩くことすらまともにできない。

でも、少しずつ 体が動くようになっていく のを感じた。

まずは、

「正しい姿勢と動きを意識する」 こと。 座るとき、立つとき、歩くとき。 すべての動作を丁寧に。

次に、

「体幹を鍛える」 こと。 腰を支える筋肉を強くしなきゃ、また同じことになる。 プランクやスクワットを少しずつ。

さらに、

「無理な負荷をかけない」 こと。 急に激しい運動をするんじゃなく、毎日 少しずつ、体と対話しながら 動かしていく。

そして、

「食生活の改善」 。酒の量を減らす。栄養バランスを考える。

いい睡眠をとる」こと。ソファーでの寝落ちをやめ、睡眠環境を整えた。

最初のうちは キツかった。

でも、3ヵ月、6ヵ月と続けるうちに、

「確実に体が変わっていく」 のを実感した。

腰痛はもうない。

あれから 10年

40歳を迎えようとしている今、 俺は 腰痛と無縁の生活 を送っている。

年に2~3回ぎっくり腰をやっていた過去が、嘘みたいに。

コルセットも 不要。

「もう無理がきく年齢じゃない」と自覚しながら、 今でも運動を続けている。

もし、あのとき何も変えずにいたら?

今頃、俺は 慢性的な腰痛持ちで動けない体になってたかもしれない。

腰痛は予防できる

これは、俺が実体験として学んだことだ。

腰痛に悩んでいる人は多い。

でも、

「体質だから」 「年齢のせいだから」

そう諦める前に、 できることはある。

正しい姿勢(動き)を意識する

体幹を鍛える

無理をしない

食生活を整える

いい睡眠をとる

これらを 続けることで、腰痛は予防できるし、改善もできる。

もし 「まだ大丈夫」 と思っているなら……

それ、 ただの思い込み かもしれない。

動けなくなってからでは遅い。

今のうちに、できることから始めよう。

あなたの未来のために。

↑気づいた方もいるかもしれませんがこの話は僕の話で、完全ノンフィクションです。

当時は健康とカラダの大事さを本当に痛感しました。

今年で40歳を迎えますが、当時の戒めとしてストーリーにして見かえしてみました。

【同じようにつらい腰痛を抱えている方へ】

朝起きるのがつらい、ずっと続く腰の痛み。

「自分だけかも」と、不安になることもありますよね。

でも、あなたはひとりじゃありません。

一緒に、その痛みの出口を探していきませんか?

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