健康オタクの罠。「正解探し」で迷子になる人へ。

最近、患者さんに聞かれることが多いです。

「先生、正しい健康法教えてください」って。

まぁ、よく分かります。
ネット開けば「これが正解!」って情報がゴロゴロ転がっていますし。

「この食事が体にいい!」
「この運動が最強!」
「これをやめれば健康になる!」

そして、色々読んでるうちに…

「で? 結局、どれが正しいの?」ってなるわけですよね。

そう、みんな正解を探しすぎて、どんどん迷子になってる。

目次

情報が多すぎて、逆に決められない現象

AIの発達で、情報の精度はどんどん上がってます。

でも、それと同時に 選択肢も爆発的に増えてます。。

そして、起こるのが 「決められない病」

例えば、スーパーに行ったら…
・醤油だけで20種類
・ヨーグルトの棚、ズラ~っと並んでる

…どれ買うか迷いません?

これと同じことが健康情報の世界でも起きています。

「もしかして、こっちの方がいいかも?」

「いや、別の記事ではこっちがいいって…」

こんなふうに迷ってるうちに、何も決められない。

そして 「次の情報」を探し続けてしまう。

これが “健康難民” になるメカニズム なんです。

正解を探すほど、遠ざかるのが健康

そもそも、健康に唯一の正解なんてないんです。

もちろん、医学的に確立された情報はありますが。

でも、それが あなたにとっての正解」かは別の話。

例えば…

・Aさんは糖質制限して調子いいけど、Bさんはフラフラになった
・「筋トレが最強!」って言われても、関節痛める人もいる
・「早寝早起きが健康の秘訣!」って言うけど、夜型で調子いい人もいる

「これが正解です!」って、誰かの意見をそのまま信じちゃうのは危険だと思います。

自分に合う健康法を見つける超シンプルな方法

じゃあ、どうすれば情報に振り回されず、自分に合った健康を手に入れられるのか?

答えはカンタン。

「試す・感じる・続ける」

これだけ。

情報を見たらまず試してみる。

やってみて自分の体がどう反応するか感じる。

しっくりくるなら続ける。合わなきゃやめる。

これを繰り返すことで、自分なりの健康の軸ができるんです。

大事なのは 「あの人が言ってたから」じゃなく、「自分の体がどう感じるか」 です。

今日からできること

もう 「正解探しゲーム」から卒業しましょう。

その代わり、こう考えてみてください。

「この情報、自分に合うかな?」
「やってみたら、どんな変化がある?」
「1ヶ月続けたら、どうなる?」

健康って、知識だけじゃなく “体感” も重要。

まずは、今気になってる健康法、一つだけ試してみてください。

その結果を、自分の体で感じること。

それがあなたにとっての “本当の正解” に近づく第一歩です。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次