「痛みがなくなったから大丈夫」…それ、落とし穴かも?
この前、子どもとそり遊びに行ったんです。
最初は「怖い!」ってビビってたくせに、一回滑れたら「もう一回!もう一回!」とエンドレス。
いやいや、さっきまで怖がってたのどこ行った!?
と笑いながら見てたんですけど、ふと気づきました。
「これ、痛みと恐怖の関係と同じじゃない?」
ぎっくり腰をやった人が、痛みが消えた後も
「またやったらどうしよう…」と変な歩き方になったり、
無意識に動きを制限したりするのとそっくりなんです。
それが続くと、腰だけじゃなく背中や膝まで痛くなる。
でも、これって
「脳が痛みを学習しちゃってる」せいなんですよね。
だからこそ、痛みが消えたあとこそ
「本来の動きを取り戻す」ことが大事なんです。
痛みがなくなった=元どおり ではない!

「先生、痛みはもうないんですけど、なんか腰に違和感があるんですよね…」
つい最近も、そんな患者さんが来ました。
40代の男性で、2週間前にぎっくり腰をやったとのこと。
動けないほど痛かったけど、今はすっかり痛みがなくなって「これで大丈夫」と思ってたそうです。
でも、よくよく話を聞くと…
腰をかばうクセがついて、歩き方がぎこちない
姿勢が変になり、背中や膝に違和感が出ている
腰に力を入れるのが怖くて、動きが制限されている
つまり、痛みはなくなったけど、動きが元どおりになっていない。
このまま放置したら、またぎっくり腰をやるか、
今度は別の場所を痛めるパターン。
実際、ぎっくり腰の再発率は70%
「痛みがなくなった=治った」と思って何もしないと、かなり高確率でぶり返します。
「また痛くなるかも…」のブレーキを外せ!

いくつか簡単な動作を試してもらいました。
すると…
「え、意外と動ける…?」
そう、脳が「この動きは安全だ」と学習すれば、恐怖は自然と消えていくんです。
これ、そり遊びと一緒。
最初は怖いけど、一度滑れたら「大丈夫じゃん!」とどんどん挑戦できるようになる。
だからこそ、痛みがなくなったあとこそ「成功体験」を積み重ねることが大事なんです。
彼には次の3つを意識してもらいました。
正しい姿勢で歩く(腰をかばうクセを直す)
小さな成功体験を積む(軽い動作を繰り返し、「この動きは大丈夫」と脳に教える)
少しずつ負荷をかける(「まだまだ動けるぞ!」と体に思い出させる)
1週間後、彼はこう言いました。
「なんか、動くのが怖くなくなりました!」
「痛みがなくなったら終わりじゃなくて、そこからが本番なんですね。」
まさに、その通りです。
痛みがなくなった後こそ、未来の体を決める分かれ道

ここで手を打たないと、また同じ痛みを繰り返すかもしれません。
でも、今しっかり動きを取り戻しておけば…
痛みの不安から解放される
好きなことを思い切り楽しめる
「また痛くなるかも…」という恐怖を手放せる
「痛みがなくなったから終わり!」ではなく、そこからどうするかで未来が変わります。
あなたはどっちを選びますか?
痛みを乗り越えた先には、もっと自由で快適な体が待っていますよ!

