肩こりと目の疲れ、これ関係あるってご存じでしたか?
デスクワークが多いと、セットで悩まされる方も多いんですよね。
今回は「肩こりと目の疲れ」、そしてその奥にひそむ“後頭下筋”という筋肉のお話をしたいと思います。
肩こりと目の疲れ、実はセットの理由

肩がこると目が疲れる?それ、逆かもしれません
最近「目が疲れると肩もバキバキになるんです…」って言う患者さん、多いんです。
これ、実は当然の反応なんですよね。
なぜかというと、首の奥深くにある「後頭下筋群」という小さな筋肉たちが、目と密接につながっているから。
後頭下筋ってどんな筋肉?

後頭下筋群は、後頭部(頭のつけ根)から首の上部にかけて存在し、眼球運動の動きにリンクして収縮することがわかっています。
例えば、長時間パソコンやスマホを見ていると、目は一点を見つめることが多くなりますよね?
目の筋肉は動くことが少なくなり、同じ位置で固まってしまいます。
すると連動して、後頭下筋群も動くことが少なくなりキュ〜ッと固まってしまうんです。
後頭下筋が緊張するとどうなる?
後頭下には大事な血管や神経、センサーや自律神経などが絡むため、この筋肉の過緊張が続くと、交感神経が優位に。
つまり、リラックスしにくくなって、寝つきが悪くなったり、常に体が緊張モードになったりするんです。
後頭下筋と頭痛・眼精疲労の関係
後頭下筋のそばには“大後頭神経”という神経が通っています。
この神経が筋肉のこりによって圧迫されたり、血流が悪くなったりすると、
・目の奥のズーンとした痛み 「大後頭三叉神経症候群(GOTS)」
・後頭部の締め付けられるような頭痛 「緊張性頭痛」などが起こることがあります。
知らないうちにこの状態に陥っている人、結構多いんですよね。
自分でできるケアは?
①おすすめは「後頭下筋リリース」
- 首の後ろのくぼみに軽く指を当てて、30秒程度リラックスして待つ。
- そして指はそのままで、小さく頷く。
- 1日1〜2分でOK。
②そして、「眼輪筋のケア」
- 画面を1時間見たら1分目を閉じる
- 遠くを見る
- 眼球を上下左右にゆっくり動かす・ホットタオルなど
- 目の周りのツボを押す

目のセルフケアも組み合わせると効果倍増です!
③東洋医学的に考えると
東洋医学では目は肝と最も関係が深く、目を酷使すると目の栄養の血を消耗すると言われています。
シジミ、ニンジン、レバー、イカ、梅干し、柑橘類、イチゴなどは
肝を補う作用があるので食養生として普段の生活に取り入れるといいでしょう。

さいごに
「最近肩も目も頭もツライんだよね…」という方、もしかすると“後頭下筋”が関係してるかもしれません。
日々のちょっとした意識とケアで、体も気持ちも軽くなるので、ぜひ今日から試してみてくださいね〜!

